かくも素晴らしき開成学園、その1

今日九月九日、地上波で高校生クイズをやっており、ついつい見入ってしまいました。
録画して後から楽しみに…という人のために結果は伏せますが、今年も開成は大活躍でしたね。

我が母校開成学園は毎年東大生を量産、もとい輩出しています。中学、高校時点で既にある程度の優秀さが担保されているとはいえ、毎年のように生徒を東大に投げ込んでいくのはなぜなのでしょうか。

というわけで、開成生が受験に強い原因を適当に挙げてみます。多分後から思いついて足したくなるので、その1です。

1,愛校心が強い
道徳の時間に「開成は素晴らしい!」という授業を受けた覚えはありませんが、開成生は一般に愛校心がとても強いです。
その直接的な原因は、先輩、同輩、後輩全てが好きだということに起因しているのではないでしょうか。その原因の原因は運動会だと思うんですけどね。
やっぱり外部に出ても、開成出身という後輩がいたら目をかけてしまいます。これは他の学校と同じかもしれませんが、その割合が他より高いと思います。
そんな開成生なので、やっぱり開成がいい学校だ!と言われるために大学受験でも努力します。たぶん。

2.なんだかんだ真面目
ある程度不真面目な人もいますが、それでも授業中飲んだり騒いだりといったことは一切ありません。
試験の成績も、「悪くても死ぬ訳じゃないし〜」とか言いながら、皆真剣に一夜漬けします。10段階評価で4以下が二科目あると進級判定会議なるものにかけられるのですが、該当者は各学年1%もいないです。
校内での飲酒、喫煙は0.0001%くらいじゃないでしょうか。僕は一切見た事ないです。ただ、寝ている人はとても多いです。東大行ったら講義中に誰も寝てなくてびっくりしました。

3.要領がいい
開成の人は、大体要領がいい気がします。レポート、宿題は早くて締め切り当日の朝、遅くて次の日から始めます。なんだかんだ言って出すんですけどね。
とはいえ、それぞれ何らかの信念はもっていて、それ以外にリソースを割きたくないからそうなるんだと思っています。何かしらを極めようとする志向が強い人が多い気がします。

4.新高が混ざる
これはとても大きいですね。開成で三年暮らして、高校受験もしなかったらそりゃだらけます。そのだらけきった瞬間に、高校受験界のエースがどばっと入ってきます。
開成生は負けず嫌いなので、上の方の人は対抗意識で勉強します。逆にネイティブ開成生と同化してしまう新高生もいたりいなかったり。
とはいえ、高校に入って大学受験を意識するという人は多いのは、これが原因だと思います。

適当に思いついたところから書きましたが、これらは受験の結果に良い影響を与えていると思います。
といいますか、逆に「開成の悪い所挙げて」と言われても思いつかないっす…。

最後にトリビア。開成生同士が会うと、まずお互いの色を確認します。自組の色は開成生にとって、なくてはならないものなのです。